猫をはじめて飼うことが決まったらやること
「小さい頃から猫を飼うのが夢!」という方は少なくないのではないでしょうか。
私もその一人です。
しかし、実家はマンション住まい、家族にアレルギー体質がいる、1人暮らしで飼うのが不安など、様々な理由で飼うことを断念してきました。
そんな私が、結婚を機に晴れて猫を飼うことに!初めてのことばかりで不安なことがいっぱいでした。
同じ気持ちの方の役に立つコンテンツを作りたいと思い、ブログを書くことに決めました。
このブログでは、私が経験したことをベースに「猫の探し方、必要な物は何か、飼い方など」をご紹介していきたいと思います。
初回は、私が「猫をはじめて飼うことが決まったらやること」を実際の体験ベースでご紹介します。
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猫を探す
猫を迎える方法は3種類あります。
- ペットショップ
- ブリーダーさん
- 里親
ペットショップは全国に展開されているチェーン店もありますし、気軽に見に行くことができるのがメリットでしょう。
また、ペットホテルやクリニック等と一体型になっているところもあるようです。
ネットで調べてみると、ペットショップで迎えるのはおすすめしないという記事が多く出てきました。
確かにペットショップの裏側についていろいろな話しを聞きますが、そこにいる動物達に罪はありません。
ペットショップから迎えてくれた飼い主のおかげで、幸せに暮らしている子も大勢いるわけですから、どの方法で迎えるのが一番良い、悪いというのは無いと私は思いました。
次にブリーダーさんから譲り受けるケースです。
ブリーダーさんによって、何種類かの猫種を専門にしてキャッテリーをやっていることがほとんどかと思います。
ペットショップと異なり、子猫に会いに行くために予約が必要だったり、自宅から遠い場所に行く必要がある場合があったりなど、ペットショップと比較すると少し工数がかかりそうです。
もちろん多くのブリーダーさんは優良だと思いますが、中には悪質なブリーダーさんもいます。
初めての場合それを見分ける自信が無いな…と思いましたが、登録制のブリーダーサイトが存在しており、口コミ等も確認できるのでこちらであれば優良の方か判断できそうです。
「みんなの子猫ブリーダー」は全国のブリーダーさんが登録しており、猫を紹介するサイトです。
最後に里親になるケースです。
ネットで調べてみると、地域ごとに猫の保護団体などが存在しているようで、定期的に猫の里親会を開催しています。
「里親になる」と聞くと保健所に出向いて保護するイメージがありましたが、最近ではインターネットを通じて里親募集の猫ちゃんを探すことができるのですね。
「ペットのおうち」は、全国から犬や猫などの様々なペットの里親募集が掲載されています。
辛い境遇に立たされた猫達だからこそ、二度起こらないよう謙譲には厳しい条件がついていることがほとんどです。
- 単身不可
- 高齢者不可
- 婚姻関係のない同棲不可
- 定期的な画像付きの状況確認 …等
条件が厳しくても尊い命を救うことができるので、こちらの選択を取る方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、人によってはこの条件をクリアできず里親になるという選択を断念することもあるかと思います。
お迎えする方法を決める
先で説明した3種類の方法から、どちらを選択して猫を迎えるかを決めます。
- 初めて猫を飼うため、困った時に相談にのってくれること
- 少しでも生まれ育った環境や、生後間もない頃を教えてもらえること
こちらの2点を考慮し、私はブリーダーさんから猫を迎えることに決めました。
前出の「みんなの子猫ブリーダー」にて、都内付近(神奈川、東京、埼玉)に絞って子猫検索してみたところ、かなりの量がヒットしました。
猫種や生後どれくらい経っているか等によって、かなり費用に差があるのがわかります。
私はここを見て「どのような猫種がいるのか、費用はどれくらいが平均値なのか」を知ることができました。
飼う種類(猫種)を決める
猫種によって見た目はもちろん、性格も変わってきます。
種類によって運動の激しさ、成猫時の大きさなども検討する際の参考にしました。
日本小動物獣医師会のホームページによると、下の記載を見つけました。
猫はオスはおっとりしていてメスは気が強い、長毛種はおっとりしていて短毛種は気が強いということを言われることがあります。
私は、おっとりしていて甘えんぼうな猫が良かったので、オスの長毛種にすることにしました。
長毛種の有名どころといえば、以下のような猫種が挙げられます。
- ペルシャ
- スコティッシュフォールド
- ラグドール
- メインクーン
- ノルウェージャンフォレストキャット
- ラガマフィン
- サイベリアン 等…
他にも、マンチカンやミヌエットなどの猫種で長毛種もいるようです。
「◯◯の猫種にする」と決めて探すのも良いですが、実際に探し始めるとタイミング良く子猫に巡り会えない、遠方のブリーダーさんしかヒットしないなど、様々な状況に直面します。
猫種を決め、会う猫を決める時は、ある程度の条件を決めて探すことをおすすめします。
生命を持つものですから、正直ネットで調べた性格と異なることだってあります。
運命の出会いみたいなものなので、広い条件の中で探してこの子だ!と思う猫を探すのが一番良いのではないでしょうか。
実際に私が行った内容はこんな感じ
<方法① 子猫検索>
こちらの方法だと、既に見学に行ける or 引き取りができる状態の猫を検索することができるので、すぐにでも迎えたい!という方はこちらの方がおすすめです。
- 検索条件で「地域」を絞る
- 猫種を狭めすぎずに絞る(私の場合は長毛種)
- 気に入った猫がいればお気に入り登録
<方法② ブリーダー検索>
こちらの方法だと、希望の猫種を扱っているブリーダーさんを一覧でみることができます。
ブリーダーさんに、生まれていないが出産予定がある or 掲載していない猫がいるといった情報を問い合わせることができます。
- 検索条件で「地域」を絞る
- 「取り扱い猫種」を絞る
- 気になるブリーダーさんをチェック
私は<方法②>を使って、猫舎紹介文や口コミを拝見して信用できるブリーダーさんを探しコンタクトを取りました。
問合せのやり取りの中で、生後間もなく掲載待ちだった子猫と出会うことができ、見学可能な時期まで待って見学予約を取ることに決まりました。
猫の見学に行く
いよいよ飼いたい猫の種類が決まったら、猫に実際に会うフェーズになります。
チェーンで全国展開しているペットショップの中には、ショップ間移動などを行ってくれるところもあるようです。
ただ、猫への負担を考えると大きな移動は避けてあげたいところです。
そのため、ペットショップで猫を選ぶ場合は家の近くのペットショップに見学に行くのが良いでしょう。
里親になる場合は、各地域毎に譲渡会を開催している場合があります。
譲渡会にいる猫のほとんどは、雑種の場合が多いように思います。
そのため、先に決めたような純血の猫種に出会うことは難しいかもしれません。
ブリーダーから迎える場合、直接ブリーダーとやり取りを行い見学日を決めます。
一般家庭~大きなキャッテリーと様々ですので、見学日や時間などブリーダー側に迷惑のかからないように心がけましょう。
見学当日に決めた場合は一緒に帰れるケースもあります。
迎えることになってからバタバタしないよう、飼う環境も整えておくのを忘れないでくださいね。
長くなりましたが、猫を飼うことが決まったらやることを、実際に私が体験した内容でまとめてみました。
私もこれから猫を飼いはじめるビギナー飼い主です。
同じようなビギナーさんの役に少しでも立つといいなと思います。