猫の多頭飼いの我が家が選んだ自動給餌器「カリカリマシーンSP」。
犬用にも使えるように設計されているからか、餌の受け皿が低いのが難点です。
カスタマイズして台を作ろうと考えていましたが、筆者はDIYなど全く出来ないためとにかく簡単にできる事が重要です。
かつ費用を掛けたくないというのが本音です。
この記事では、100円ショップ商品でどのようにカリカリマシーンSPの高さ調整したのかご紹介します。
🌟カリカリマシーンSPの購入に至った経緯は別記事にまとめています🌟
カリカリマシーンSPとは
カリカリマシーンSPはどんな機能がある?
スマホ連動型の自動給餌器で、タイマー設定も手動給餌もできる優れものです。
見守りカメラ、マイク&スピーカー内蔵なので外出先からも映像を確認したり話しかけたりすることができます。
ロック機能のついた上蓋になっているので、器用な猫でも開けることはできないようになっています。
◆2024/01/19追記◆
新バージョンが発売されました!
- 5g/10g毎に給餌できるようになった
- ナイトモードで夜間でも確認できる暗視カメラ
- お皿まで映る超広角レンズ
- 乾燥剤ポケット付
乾燥剤ポケットと、お皿の中までカメラに映るのは非常に◎。
ちゃんと残さず食べているかな?と思う時もあるので、新バージョンはかなり改良されたようです。
受け皿"あり"のカリカリマシーンSPのサイズ
カリカリマシーンSPのサイズをご紹介します。
幅:約24.5cm、奥行:30cm、高さ:38cm
台を用意する上で注意したい点は、
- 奥行は付属の受け皿を装着した状態のサイズ
- 機械上部に少し膨らみがある
といったところです。
我が家は付属の受け皿は使わず、常用している猫壱のお皿に出そうとしているため奥行が変わってきます。
また、転倒防止などでポールがついた棚に置こうとしている人は高さギリギリだと膨らみにぶつかるので気をつけてください。
受け皿"なし"のカリカリマシーンSPのサイズ
前述の通り、奥行は付属の受け皿を装着した時のサイズとなっています。
付属の受け皿を取ると、底部分の奥行は約16cmでした。
受け皿を取った状態で使おうとしている方はこのサイズを参考にしてください。
カリカリマシーンSPを置く台を設計する
簡単な設計図を書き起こす
一番の要は、ご飯の排出場所の高さと猫壱のお皿の高さがあうようにすることです。
カリカリマシーンSPのご飯排出場所は、下から約5cmの場所にあります。
我が家で使用している猫壱のお皿は高さが約7.5cmなので、大体4cm程度の台に置けば良さそうです。
それをもとに簡単に設計図を書きました。
縦長なので前に倒されないように転倒防止のポールがあると良さそうですが、丸い位置にカメラがあるため干渉しそうです。
逆にポールに手を引っ掛けて前に倒す可能性も否定できないので、一旦今回は転倒防止策は無しで台だけ用意することにしました。
横取り対策を考える
弟猫は隙あらば兄猫のご飯を横取りします。
普段は手で制止するのですが、外から自動給餌器を使う場合はそうもいきません。
そこで少しでも横取りを防止するための衝立を作ることにしました。
この衝立を各カリカリマシーンSPの間に挟むため、底上げの台はふたつに分けて制作することにしました。
ひとつで完結!100円ショップのキッチン用棚がぴったり
セリアで購入したジョイント式ラック
100円ショップといえば、ダイソー・セリア・キャンドゥなどが定番ですよね。
我が家の近くには3店舗ともあるので、全ての100円ショップを回り探したところぴったりの商品に出会いました。
それがこちら。
「ジョイント式 スペースラックセット」(110円 セリア)
かごの本体と、支柱が4つ、足が4つ、キャップが4つセットになっています。
(キャップは既にかご本体に装着済みでした)
これで110円とは恐るべし。
猫壱のお皿に入るように高さを調整
こちらの商品、足の高さは約6cmあるのですが、かご部分が少し深くなっているのでカリカリマシーンSPを置くと猫壱のお皿に高さが少し足りません。
支柱をセットすると今度は高すぎてお皿に入り切らずバラバラと落ちてしまいます。
どうにかひとつで完結したい私は、支柱をかごの中に固定して更に高さを出すことにしました。
まず、かご本体に足を取り付け…
支柱を上下交互に置いて…
ビニールテープで貼り付ける!これだけ!
丸い支柱じゃ安定しないのでは?と不安な気持ちもありましたが、
- 端の2本をカリカリマシーンSP本体の幅ピッタリに配置
- 支柱にぐるっテープをしっかり巻き付けて固定する
これだけでだいぶ安定するので、カリカリマシーンSPを上に置いても特にぐらぐらする事はありませんでした。
そして完成した形がこちら。
程よく高さが出て、幅も大きすぎないため2つ並べてもあまり邪魔になりません。
横取り対策
ダイソーで購入した「フリーマルチパネル」で衝立を作る
ダイソーに売っている「フリーマルチパネル」1枚と、「連結ジョイント フリーマルチパネル用」2つを使って衝立を作ります。
(舌触りが良いのか、めちゃくちゃ舐めてますw)
衝立を台に挟む
ただ置くとずらされたり倒れたりするので、台の足の隙間に挟んで設置します。
これだけ!軽い一蘭形式になることで弟猫が兄猫のお皿に体を入れづらくなりました。
先に食べ終わってしまうと横取りを防ぎきれませんが、そこは妥協することにしました。
今後の改修案
一旦これで使用を開始しましたが、いくつか課題は残っています。
かごに直接入れず支柱で底上げした関係で、正面からカリカリマシーンSPを押すと2~3cm後ろにずれてしまいます。
背面は壁なので倒れることはありませんが、ご飯の排出場所が若干ずれてうまくお皿に入らないこともありました。
また、横にずらされることもあり、これもお皿にうまく入らない原因になります。
今後は、かご内に発泡スチロールなどで底上げ分の土台を埋め込み、マジックテープなど本体と固定するように改修しようと考えています。
こちらは、また改修が終わり次第ブログにまとめようと思います。